アルバム(7)

君がそこにいてくれるだけで

 

 

優しい旋律 聞こえてきたとき
君のことを想いだして 思わずニンマリ
流れる雲さえ 君に見えるほど
心を奪われて 一人立ちすくむ

「好きだ」と言えるこの気持ちと
愛だと信じてるこの心さえあれば
ただそれだけで他に何もいらない
君がそこにいてくれるだけで

 

いくつもの日々が 通り過ぎてゆく
君の名前つぶやいては 思いをつのらせ
会えない分だけ 苦しみに耐えて
夜明けを待ちながら 闇をさまよう

「好きだ」と言えるこの気持ちと
愛だと信じてるこの心さえあれば
ただそれだけで他に何もいらない
君がそこにいてくれるだけで

 

 

 

古ぼけた時計台
時を打つのも忘れて
街はほんのりほろ酔い気分
ああ 静かな秋の夕焼け

 

ひそやかな憧れも
わびしげに消えて行く
街はすっかり店じまい
ああ 静かな秋の宵

 

 

恋は水色の花 水無月あじさい
庭先で揺れている 淡い揺りかご

恋は山吹の風 季節の訪れ
遠い野山を越えて 届いた手紙

恋は不思議なもの 同じ一つのものが
見る人の心で さまざまな形に見える

 

恋は星の輝き 乙女座の涙
大空に散りばめた 白い宝石

恋は不思議なもの 同じ一つのものが
見る人の心で さまざまな形に見える

恋は水色の花 水無月あじさい
雨の日がよく似合う 傘の彩り
雨の日がよく似合う 傘の彩り

 

白いウエディングドレス

 

Uuu

憧れの白いウエディングドレス
素敵なあなたが今私を見ている
いつも変わらずに私を見つめる
優しいあなたがそこにいる
初めて出逢ったあの頃とおんなじ
香りが二人を包んでいる

Do you promise to love and cherish me?
And could we be together for eternity?

 

「君しかいない」とあなたの言葉
信じたその時から運命の人
たとえ何があっても永久に変わらない
そんな愛を育てましょう
どんな嵐にも私は耐える
この手と手が結ばれている限り

 

幸せの足音

 

詩: 椎由怜太
曲: 米島 勉

 

耳をすまして  心を開けば
幸せの足音  聞こえるようです
あなたの言葉  暖かなひびき
ありふれたことでも  笑顔になれる

通りすがりの このひと時
気付かなければ それだけで
何も見えないまま 時が過ぎてしまう
大切なことを 置き去りにして
今を生きることが 幸せなことだと
忘れてしまう

 

開いたままの アルバムをかかえ
無邪気に笑ってる あなたが好きです
驚きの声 大きなため息
何気ないことでも みんな好きです

幸せ過ぎる このひと時
気付いたときの 喜びは
心地よい小舟に 揺られているような
優しさを運ぶ 風のようです
今を生きてるから 幸せの足音
聞こえてきます

耳をすまして  心を開けば
幸せの足音  聞こえるようです

 

夢の中

 

 

詩: 椎由怜太
曲: 米島 勉

 

夢の中 あの人は
私を迎えに来てくれたの
野の花に囲まれて
あの人なんだか照れてるみたい
南風吹いて ひばりのさえずり
やさしく二人の時が過ぎて行く
あなたのそばから
離れたくない私です

想い出はシャボン玉
膨らみすぎると壊れてしまう
虹色に輝いて
次から次へと 壊れてしまう
二人の出会いも 二人の言葉も
すべてを包んで青い空の下
小さくパチンと
壊れる音が聞こえます

 

過ぎて行く時の中
あなたは私にさよならして
いつの日か会えるよと
約束必ず忘れないでね
あなたの後から 涙を隠して
手を振る私の長い影法師
あなたに会いたい
そんな夢見てる私です