宅録に興味がありますか?
ホームページへようこそ。このページでは『宅録』作品を公開しています。とてもシンプルにわかりやすく作ったつもりです。
宅録を始めたのは、還暦を過ぎ、仕事をやめて急に時間を持て余すようになったのがきっかけです。
困ったことに、宅録を始める前に突発性難聴にかかり、左耳はかろうじて聞こえても右耳がほとんど聞こえません。
ヘッドホンが使えず、モノラルのイヤホンを左耳にかけて、適当にpanを振ってステレオ感を出しています。
さらに悪いことに、私はギター以外に楽器が弾けません。
でも何とか、作詞・作曲は以前から温めていたものがあったので、「オリジナル曲」として公開することにしました。
最初はギターの弾き語りで録音しようと思ったのですが、ギターだけだと表現力に欠けることもあって、値段は少し高かったのですが、次のような「ソフト」を購入しました。
おかげで、ドラム、ピアノ、ギター、ストリングスなど、いろいろな楽器を自分で弾いているような気分です。
楽器が弾けないときに便利なソフト
Band-in-a-box
現在はバージョン27となっており、かなり歴史も古く信頼できるソフトだと思います。
私が購入したのは、バージョン22(EverythingPAK)というもので、以下のような機能を有しています。
自動作曲、コード入力による自動伴奏作成、さらに、指定できる演奏スタイルが約5000種類。MIDI以外の「生」の演奏は、ドラムが304種類、それ以外の楽器では、1818種類が利用可能。
その他、メロディをコンピューターに歌わせたり、ちょっとしたお遊びのような機能つき。
私にとってはとんでもないの機能です。全部は使い切れません
逆に、その中から1つのスタイルを選ぶのが大変です。
私が作業しているのは、コードを入力して、ドラム、ピアノ、ギター、ストリングスの自動生成された「MIDIトラック」と、リアルスタイルで生成された「オーディオ・トラック」をパート毎に保存して、次のDAWソフトに手渡すところまでです。
PGmusic Band in a Box 27 Windows版 BasicPAK バンドインアボックス 自動作曲ソフト PGミュージック
DAWに欠かせないソフト
Cubase
私が持っているのは、Cubase Pro 9.5 (現在は 10.5)というもので、「宅録」する上では欠かせないソフトになっています。
前述の Band in a box で保存した、「MIDIトラック」と「オーディオトラック」を読み込む作業からスタートします。
このソフトもさまざまな機能があるので、素人の私にはとても全部は使いこなせません。
私に必要なのは、「ベースアンプ」、「コンプレッサー」、「イコライザー」、「ディレイ」、「リバーブ」等の「エフェクト」と、ドラム音源の「 Groove Agent SE 4」、楽器音源の「 HALion Sonic SE 3 」で8割は完成します。
ベースラインは曲のイメージの要になるので、「MIDI」コードを自由に書き換えています。
「ストリングス」もなるべく幅をもたせるように書き換えます。
「オーディオトラック」は書き換えが出来ないので、後述の「Melodyne」を使ったり、「カット」したりでかなり苦労します。
最後に「ボーカル」を入れて(これで台無しになることが多い)、「Nectar 3」でミックス、「Ozone 9」と「UV22HR」でマスタリングして、「WAVファイル」と「MP3」にダウンして全行程完了です。
スタインバーグ Steinberg DAWソフトウェア CUBASE PRO 10.5 通常版 CUBASE PRO/R 最先端のミックス機能 80種類のオーディオエフェクト搭載
音程に自信がないときのソフト
Melodyne
「宅録」の最後にボーカルを入れて、絶望的になる話をしましたが、唯一救われるのが、「Melodyne」の存在です。
別途購入して、「Cubase」の「プラグイン」にしておけば、「ボーカルトラック」に「Melodyne」を読み込んで、各音のピッチ、ビブラート、ボリューム、歯擦音、長さ、タイミング、フォルマントの編集を自由に実行できるのです。
つまり、下手なボーカルを最大限に向上させてくれるソフトだと言えるでしょう。
「Melodyne」はボーカルだけではなく「オーディオトラックの」楽器の編集もできるので、「Band in a box」で読み込んだ「リードギター」の調整にも威力を発揮します。
Celemony Software MELODYNE 5 ASSISTANT ピッチ編集ソフト パッケージ版 (新機能:コードトラック、歯擦音検出、フェード、レベル調整ツール)【国内正規品】

当初はプロのような仕上がりを目指して、スタートしましたが、アアデモナイ、コウデモナイと、モガいているうちに、ようやく気づきました。
結論、無理です。

所詮、素人だから、できの良い作品はほとんどないということを念頭に置いて、聞いてください。
言い訳のように聞こえますが、たくさん「ツッコミ」どころがあったほうが「飽き」がこないので、何度も録り直しながら、『宅録』を続けています。
夢を持って、明日に向かって、『宅録』することが大事だと思っています。
