Take Me Home, Country Roads(故郷に帰りたい)から「副詞」

「 Take me home, country roads 」(故郷に帰りたい)は1971年、ジョン・デンバーによるヒット曲です。

「副詞」とは

Country roads, take me home to the place I belong

West Virginia, mountain mama, take me home, country roads

By John Denver, Bill Danoff, Taffy Nivert

カントリー・ロード、僕を帰るべき場所に連れて行って
ウェスト・バージニア、母なる山へ、僕を連れて帰って

< 私を~に連れていって >

「~が~を~へ連れて行く」という言い方は、 take + 目的語 + to 場所 という形で、
よく「無生物を主語」にした形で使われます。

This bus will take you to the station.
このバスに乗ると駅に着きます。

直訳は、「このバスはあなたを駅に連れていくでしょう。」ですが、「無生物の主語」は「原因」を表しており、「このバスに乗ること(が原因)であなたは駅に行ける」という意味になります。

Country Roads, take me home to the place I belong

この文も「カントリーロード」という「無生物主語」の形をしていますが、ここでは「直訳」のほうがよさそうです。

ここで重要なのは、「 home 」は副詞なので、「 to 」が不要だということです。

「名詞」で「副詞句」を作るには、「名詞」の前に「前置詞」を置きます。

stay in the house(家の中にいる)
walk in the park(公園を散歩する)

「名詞」のようで、実は「副詞」だという語に、
home(家に)、here(ここに)、there(そこに)、downstairs(階下に)、upstairs(階上に)、downtown(繁華街に)
等があります。

「副詞」を用いると、1つ前に「前置詞」は必要ありません。

stay home(家の中にいる)
walk there(そこを散歩する)

take me home to the place I belong という表現は、take me home と take me to the place I belong の両方が使われていることがお分かりでしょうか。

「 the place I belong 」とは、「本来私がいるべき場所」という意味です。

 

この詩には、もう1箇所「無生物主語」が使われています。

I hear her voice in the mornin' hour she calls me
The radio reminds me of my home far away

By John Denver, Bill Danoff, Taffy Nivert

朝のひと時に山の声が聞こえる 彼女が僕を呼ぶ声が
ラジオを聞いていると僕は遠く離れた故郷を思い出す

「無生物主語」という文法は、本来、動作をすることができない「無生物に動作をさせる」表現です。

The radio reminds me of my home
ラジオが私に故郷のことを思い出させる。

The letter made me happy
その手紙が私を幸せにした。

直訳すると、上のようになりますが、「無生物主語」の場合、
「主語」は「原因」、「目的語」を主語のようにして、言い換えたほうが自然な訳になります。

The radio reminds me of my home
ラジオを聞くと(原因)、私は故郷のことを思い出す。

The letter made me happy
その手紙をもらって(原因)、私はうれしかった。

 

 

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