「Love Potion No.9(恋の特効薬)」は1959年に The Clovers によって演奏されました。

私は 1964年、The Searchers のカバーでこの曲を知りました。

いくつかの文法事項

タイトルの「Love Potion No.9(ほれ薬の5番)」というのは、当時流行していた「シャネルの5番」をもじったものではないでしょうか。

この歌を取り上げたのは、私がこの歌を歌えるようになって、少し「英語」が上達したような気がするからです。

I took my troubles down to Madame Ruth
You know that gypsy with the gold-capped tooth

Jerry Leiber and Mike Stoller

ボクはマダム・ルースのところに悩み事を持って行った
ほら、あの金歯のジプシーだよ

< 「前置詞+名詞」の形容詞句 >

「前置詞+名詞」は、1つ前の名詞にかかれば「形容詞句」、動詞にかかれば「副詞句」とよばれます。

The book on the desk is mine.
机の上の本は私のものです。 (形容詞句)

The book is on the desk.
その本は机の上にあります。 (副詞句)

with the gold capped tooth は that gypsy にかかる「形容詞句」となります。
that gypsy with the gold capped tooth(金歯を持ったあのジプシー)

took(take の過去)~ to ~:~を~へ持って行った
troubles:悩み事
the gold capped tooth:金歯

※ capped は cap(帽子)を持っている
※ 名詞に ed をつけると「~を持っている」の意味になります

 

She's got a pad down on Thirty-Fourth and Vine
Sellin' little bottles of Love Potion Number Nine

Jerry Leiber and Mike Stoller

彼女は34番街のバイン通りに家を持っていて
愛の薬No.9 という小さなビンを売っている

< 分詞構文 >

分詞構文は、動詞を「分詞」にすることによって接続詞を省略し、複文や重文を「単文」に変えます。

When the dog saw me, it wagged its tail.
= Seeing me, the dog wagged its tail.
私を見ると、その犬は尻尾を振った。

This train starts at two and arrives in Nagoya at five.
= This train starts at two, arriving in Nagoya at five.
この列車は2時に出発して、5時に名古屋に着きます。

She's got a pad --- , and sells a little bottle ---
She's got a pad --- , selling a little bottle ---

She's got = She has got / have got (持っている)
pad:(俗語)家、部屋
sell:売る
bottle:ビン
potion :水薬

 

I told her that I was a flop with chicks
I've been this way since 1956

Jerry Leiber and Mike Stoller

ボクは1956年以来ずっと女の子に関しては大コケだと話した

< 現在完了の継続 >

現在完了の継続は、ある過去の時点から現在にいたるまで「ずっと~している」という意味を表します。

I kave known her since she was just a little kid.
私は彼女がほんの子供のころから知っている。

She has been reading for three hours.
彼女は2時間ずっと読書をしている。

現在完了の継続には、 since ~(~以来)、 for から(~ 間)などの「継続」を表す語がつきます。

※ 進行形になる動詞は「進行形」を使います。

a flop:大コケ chicks:女の子(girls)
※ flop with chicks(女の子に関してはまったくダメ

this way:こんなふう

 

She looked at my palm and she made a magic sign
She said "What you need is Love Potion Number Nine"

Jerry Leiber and Mike Stoller

彼女はボクの手のひらを見て、魔法のサインをした
「あなたに必要なのは「愛の薬No.9」ねと言った

< 関係代名詞 what >

関係代名詞の who, whose, whom, which, that は1つ前の「先行詞」にかかっていきますが、 what はそれ自体に「先行詞」を含んでいます。

the man (whom) I met yesterday(私が昨日会った男の人)

What he said(彼が言ったこと) / what she has(彼女が持っているもの)

※ 関係代名詞 what は「こと」「もの」と訳せます。

palm:手のひら
made a magic sign:魔法のサインをした
what you need:あなたに必要なもの

 

She bent down and turned around and gave me a wink
She said "I'm gonna make it up right here in the sink"
It smelled like turpentine, it looked like Indian ink
I held my nose, I closed my eyes, I took a drink

Jerry Leiber and Mike Stoller

彼女は身をかがめて、振り返って、ウィンクをした
「この流しで薬を処方しましょう」と彼女は言った
油のような匂いで、墨汁のように見えた
ボクは鼻をつまんで、目を閉じて、飲んだ

< smell / look >

smell(~の匂いがする)や look(~のように見える)は、「be 動詞の代わり」になるので「形容詞の補語」をとることができます。

ただし、後ろに「名詞」がくる場合は、 like(~のように)といっしょに使います。

She looks young.
彼女は若く見える。

They look like kind people.
彼らは親切な人たちのようだ。

bent(bend の過去形):かがんだ
turn around:振り返る
make up:作り上げる
right here:まさにここで  sink:(台所の)流し
smell:匂いがする look:見える

 

I didn't know if it was day or night
I started kissin' everything in sight
But when I kissed a cop down on Thirty-Fourth and Vine
He broke my little bottle of Love Potion Number Nine

Jerry Leiber and Mike Stoller

昼か夜か分からなかった
手当り次第、見えるものにキスし始めた
でも34番街バイン通りで警官にキスしたとき
彼はボクの「愛の薬No.9」の小さなビンを割ってしまった

< 間接疑問文 >

疑問文の前に、何か「文」を付け加えると、「疑問文」の「疑問の形」をもとに戻さなければなりません。

I don't know + Where does he live?
= I don't know where he lives.

私はかれがどこに住んでいるのか知らない。

I'm not sure + Will it rain?
= I'm not sure if it will rain.
雨が降るかどうはよくわからない。

「疑問詞」はそのまま使えますが、疑問詞がない場合は、if / whether(~かどうか)を使います。

everything in sight:目に見えるあらゆるもの
a cop:警官  broke(break の過去):割った

 

 

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