勇気

病気の姉に対する弟の勇気について

勇気とは、「物事をよく考える臆病な人」が持つ決意のことだと思います。何も考えずに突進することでも、「失敗してもともと」と考えて、行動に移すことでもありません。「初めてのこと」は誰でも怖いものです。でも、その恐怖を理解して、あらゆることを考えて、最後に「その恐怖」に立ち向かっていく決意のことです。

勇気とは恐怖に立ち向かうことであり、恐怖を支配することであり、恐怖が全くないことではない。~マーク・トウェイン~

以前、私がスタンフォード病院に勤めていたとき、めったにない重い病気にかかったリザという女の子を知るようになった。

彼女が助かる見込みは彼女の5歳になる弟からの輸血だけだった。

弟は奇跡的にも同じ病気から回復しており、その病気と闘うのに必要な抵抗力を体内に持っていたのだ。

医者は弟にその状況を説明し、姉に自分の血液を与えてもいいかどうかを尋ねた。

私は彼が少しためらって、深く呼吸をして、「いいよ。リザを救えるのだったら、ボクはやる。」と言うのを聞いた。

輸血が始まって、彼は姉の横のベッドに寝て、ほほ笑んだ。

輸血が進み、姉のほほに色が戻るのが見えると、弟の顔は青白くなり、笑みが薄れていった。

弟は医者を見上げて、震える声で尋ねた。

「ボクはもうじき死ぬの?」

幼かったので、少年は医者の話しを誤解していたのです。

彼は自分の血を全部あげなければならないと思っていたのです。

      ~ ダン・ミルマン ~

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