2ニッケルと5ペニー

 『心のチキン・スープ』からのお話です

ニッケルは5セント硬貨、ペニーはセントの別称です。タイトルの2ニッケルと5ペニーは5セント2枚と1セント5枚、つまり『15セント』のことです。

 

 

アイスクリーム・サンデーがまだ高かったころのお話です。

一人の少年が店に入り席に着きました。

ウェイトレスが彼の前に水の入ったグラスを置きました。

「アイスクリーム・サンデーはいくら?」

「50セントよ。」ウェイトレスは答えました。

少年はポケットから手を出して、コインの数を調べました。

「普通のアイスクリームはいくら?」

何人かの人がテーブルを待ち始めていたので、ウェイトレスはいらいらして、

「35セントよ。」と、ぶっきらぼうに答えました。

少年は、再びコインを数えて、

「普通のアイスクリームをください。」と、言いました。

ウェイトレスはアイスクリームを運んできました。

少年は食べ終わり、会計を済ませて、帰って行きました。

ウェイトレスが戻ると、彼女が見たものに息を飲みました。

そこには、空の皿の横に、2ニッケルと5ペニーが、チップとして置いてあったのです。

 

 

サービス業で働く人にとって「チップ」は生活を成り立たせる大きな収入です。そのため、店の時給額は低く設定されています。「チップ」は10%から20%が一般的です。この少年は何と40%以上の「チップ」を置いていったことになります。

 

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